<米国株情報>GM、家庭用エネルギー事業に進出へ―EV用バッテリーを活用

株式

2022/10/13 10:22

 自動車大手ゼネラル・モーターズは11日、EV(電気自動車)向けバッテリーを家庭向けに活用する家庭用エネルギー事業「GMエナジー」を立ち上げることを明らかにした。

 GM製EV用バッテリー「アルティウム」を活用し、家庭向けの「アルティウム・ホーム」と企業向けの「アルティウム・コマーシャル」、EVユーザー向けの「アルティウム・チャージ360」の3事業で構成。顧客別にエネルギー管理に関連した機器やサービスを提供する。

 具体的には、アプリやEV用バッテリー装置、電池電力貯蔵装置、太陽光発電製品、水素燃料電池などを提供する。同社は事業推進のため、太陽光発電大手サンパワーやカリフォルニア州最大の電力・天然ガス企業パシフィック・ガス(PG&E)などの地域公益事業会社と提携しており、23年からサービスを開始する予定だ。

 EV用バッテリーの他用途に活用する動きは、電気自動車大手テスラが先行し、フォード・モーターなども事業を進めている。こうした家庭用エネルギーシステムの市場規模は1250億-2500億ドルになると見られている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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