<米国株情報>ネットフリックス、月6.99ドルの広告付きプラン導入へ

株式

2022/10/18 10:34

 動画配信サービス大手ネットフリックスは13日、月額利用料を6.99ドルに抑えた新料金プランを11月3日から導入すると発表した。

 これまで同社が提供するプランでもっとも割安だったベーシックの9.99ドルを3ドル下回るが、新料金プランは広告付きとなり、一部作品は視聴できない制限がある。広告は15秒または30秒単位で、1時間当たり平均4-5分。一方、新プランとベーシックともに画質はHDでの視聴が可能となる。これまでベーシックはHDに対応していなかった。

 広告主への対応としては、テレビ視聴率など消費者情報・マーケティング調査世界最大手の米ニールセン・ホールディングスと提携し、23年からニールセンのデジタル広告視聴率(DAR)を米国で使用する。

 ネットフリックスは広告付きプランの導入にあたり、ソフト世界最大手マイクロソフトを広告付き配信サービスの技術・営業パートナーとすることで提携。広告付きストリーミングサービスの開始に向け、準備を進めてきている。

 動画配信市場は競争が激化しており、ネットフリックスでは、7月に発表した第2四半期(4-6月)の新規有料視聴契約者数は全世界で97万人の純減と2期連続で減少。6月末時点で「ディズニー+(プラス)」などを展開するウォルト・ディズニーが会員数でネットフリックスを上回った。

 なお、ネットフリックスは日本でも広告付きの新プランを提供する予定。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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