(再送)フジクラがストップ高に年初来高値を更新、23年3月期業績予想を上方修正、配当増額も

株式

2022/11/10 10:05

 フジクラ<5803.T>が150円ストップ高の1065円に噴き上げ、8月25日の年初来高値1013円を更新した。9日引け後に23年3月期の連結業績予想を上方修正するとともに配当増額を発表し、好感された。

 23年3月期業績予想は、売上高が7400億円から7900億円(前期比17.8%増)、営業利益が500億円から685億円(同78.9%増)に上積みされた。為替の影響や、情報通信事業部門におけるデータセンタ、FTTx向け需要が堅調に推移する見通し。また、エレクトロニクス事業部門におけるスマートフォン向け需要が好調で、品種構成の良化等から、前回公表の業績予想を上回る見込みとなった。配当については、中間配当13円(前中間期は無配)を実施し、期末配当は前回の16円から13円(前期末10円)に見直し、年間では26円(前期10円)を予定している。

 同時に発表された第2四半期累計(22年4-9月)決算は、売上高が3990億6700万円(前年同期比21.6%増)、営業利益が352億5200万円(同89.6%増)だった。前回予想に対し、それぞれ190億6700万円、122億5200万円の上乗せとなった。

提供:モーニングスター社

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