<米国株情報>ズームは急落、第4四半期の見通しが市場予想下回る―通期は売上高予想を下方修正

株式

2022/11/22 13:08

 ウエブ会議サービス大手ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは21日の時間外取引で、日中終値比6.94%安の74.69ドルと急落した。同日引け後に23年1月期第3四半期(22年8-10月)の決算を発表したが、同時に開示した第4四半期(22年11月-23年1月)の業績予想が市場予想を下回ったことが嫌気されたようだ。

 第3四半期の売上高は前年同期比5%増の11億190万ドル、純利益は同86%減の4835万ドル、一時的項目(従業員へのストックオプションの交付費用など)を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同4%減の1.07ドルとなり、EPSは市場予想を上回った。

 一方、第4四半期については、売上高を10億9500万-11億500ドル、調整後EPSを0.75-0.78ドルと予想、売上高、EPSともに市場予想を下回った。

 また、最近のドル高を受け、23年1月期の売上高を従来予想の43億8500万-43億9500万ドルから43億7000万-43億8000万ドルへ下方修正している。足元のオンライン事業の低迷も織り込んだ。一方、調整後EPSは同3.66-3.69ドルから3.91-3.94ドルへ引き上げている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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