ACCESSがストップ高、第3四半期累計決算で赤字縮小、直近四半期の8-10月期は黒字浮上

株式

2022/12/1 10:07

 ACCESS<4813.T>が150円ストップ高の898円に駆け上がり、8月5日の年初来高値を更新した。11月30日引け後に23年1月期第3四半期累計(22年2-10月)の連結決算を発表、赤字幅が縮小するとともに、直近四半期の22年8-10月期は黒字浮上となり、評価された。

 第3四半期累計決算は、売上高が95億4500万円(前年同期比64.6%増)、営業損益が16億9000万円の赤字(前年同期は28億1900万円の赤字)となった。IoT(モノのインターネット)事業における受託案件が増加したほか、ネットワーク事業におけるホワイトボックスソリューション「OcNOS」の新規受注が増加し、大幅増収を達成した。この増収により、米国に事業拠点を置き売上高・費用がともに主としてドル建てで発生するネットワーク事業セグメントにおける円換算後の費用増の影響を吸収し、営業損失が縮小した。8-10月期では、営業損益が3億2600万円の黒字(前年同期は10億100万円の赤字)に転換した。

提供:モーニングスター社

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