八洲電機が急反発し年初来高値を更新、23年3月期は業績予想上ブレに期末配当増額も

株式

2022/12/22 15:53

 八洲電機<3153.T>が5営業日ぶりに急反発し、66円高の1065円を付け、7月28日の年初来高値1060円を更新した。21日引け後、23年3月期の連結業績予想を上方修正するとともに期末(一括)配当予想の3円増額を発表し、買い安心感につながった。

 23年3月期業績予想は、売上高が610億円から620億円(前期比3.3%増)、営業利益が23億円から26億円(同22.5%増)に上積みされた。プラント事業を中心に、老朽設備の更新工事や設備の維持・保全案件など付加価値の高いエンジニアリング案件が、第4四半期において好調に推移する見通しのため、期初に公表した予想数値を上回る見込みとなった。期末配当予想については、22円から25円(前期末は22円)に引き上げられた。

 22日の終値は、前日比52円高の1051円。

提供:モーニングスター社

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