テクノホライゾンが急反落、23年3月期は一転赤字見通しに無配転落

株式

2023/1/26 15:54

 テクノホライゾン<6629.T>が急反落し、83円安の440円を付けた。25日引け後に23年3月期の連結損益予想を下方修正、一転赤字見通しとなり、無配転落方針を示し、嫌気された。

 23年3月期の営業損益予想は、15億円の黒字から5億円の赤字(前期は7億4900万円の黒字)に悪化する。グループ入りした子会社が貢献しているものの、競争激化で利幅が縮小したほか、物価上昇に伴う部品価格の高騰、円安に伴うエネルギーおよび輸入製品価格の高騰、部品調達難に伴う生産効率の低下などにより売上原価が上昇し、期首の想定以上に利益の下押し圧力が強まった。また、営業組織を強化したことにより活動費用や管理費用が増加したことも重しとなった。今期配当予想については、前回予想の20円から無配(前期は20円)に修正した。

 同時に発表された第3四半期累計(22年4-12月)決算では、営業損益が12億200万円の赤字(前年同期は3億4700万円の黒字)だった。

 26日の終値は、前日比72円安の451円。

提供:モーニングスター社

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