<米国株情報>ディズニーは急伸、第1四半期は増収増益―「ディズニー+」の会員数は市場予想下回る

株式

2023/2/9 14:26

 ウォルト・ディズニーは8日の時間外取引で、日中終値比5.42%高の117.84ドルと急伸した。同日引け後に発表した23年9月期第1四半期(22年10-12月)の決算で、売上高が前年同期比8%増の235億1200万ドル、純利益が同11%増の1億2790万ドル、一時的要因を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)が同7%減の0.99ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回ったことが好感された。

 テーマパーク部門が堅調を維持した。一方、メディア部門は、ケーブルテレビが振るわなかったほか、動画配信サービスは「ディズニー+(プラス)」の会員数が1億6180万人と、市場予想の1億6200万人超を下回った。

 決算と同時に、事業再編の一環として、従業員全体の約3%に相当する7000人を削減する計画を明らかにした。コンテンツも厳選し、年間55億ドルの経費節減を目指す。

 また、アクティビスト(物言う株主)ファンドのサード・ポイントが求めているスポーツ専門ケーブルテレビ「ESPN」の分離について、ボブ・アイガー暫定CEO(最高経営責任者)は「検討していない」とした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ