eWeLLが大幅高で6日ぶり反発、25年12月期を最終年度とした新中期経営計画を策定

株式

2023/2/22 15:53

 eWeLL<5038.T>が大幅高で6日ぶり反発。前日比450円高の4400円を付けた。21日大引け後、新たに中期経営計画を策定したと発表し、材料視されている。

 同社は訪問看護ステーション向けに、クラウド型訪問看護専用電子カルテシステム「iBow」のほか、レセプトを自動作成できる「iBowレセプト」、クラウド型勤怠管理システム「iBow KINTAI」などの各種ツールを提供している。新中期経営計画(23年12月期-25年12月期)では、同計画の期間を「来るべき2025年問題を迎えた時、当社が在宅療養のプラットフォーマーとなるための準備期間」と位置付けている。

 2025年問題とは、戦後第一次ベビーブームの時に生まれた、いわゆる「団塊の世代」が25年に後期高齢者(75歳)の年齢に達し、医療や介護などの社会保障費の急増が懸念される社会問題をいう。同社は急成長が見込まれる在宅医療市場に向け、既存事業の収益強化、研究開発費と人的資本投資の増額を実施し、25年12月期には売上高29億2500万円(前期実績16億300万円)、営業利益14億1500万円(同6億9200万円)を目標とする。

 22日の終値は、前日比325円高の4275円。

提供:モーニングスター社

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