東建コーポが続落、23年4月期第3四半期累計の決算は大幅な減益に

株式

2023/3/13 15:54

 東建コーポレーション<1766.T>が続落し、340円安の7690円を付けた。前週末10日引け後、23年4月期第3四半期累計(22年5月-23年1月)の連結決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。

 第3四半期累計の決算は、売上高が2344億8600万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は81億500万円(同28.5%減)だった。不動産賃貸事業で、管理物件数の増加に伴うサブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者からの家賃収入および、管理料収入などが増加した。建設事業は、受注高が増加し、期初の受注残高は前年同期を上回っていたものの、工期延長の傾向がみられたことなどから、累計の完成工事高は前年同期と比較し微減。利益面は、建設資材価格の上昇などにより完成工事総利益率は低下した。

 23年4月期業績予想は、売上高3286億100万円(前期比5.5%増)、営業利益122億1900万円(同18.7%減)を据え置き。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で71.4%、営業利益で66.3%となっている。

 13日の終値は、前週末比200円安の7830円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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