ネオジャパンが急落し昨年来安値、24年1月期は大幅な減益を予想し株主優待制度の廃止も明らかに

株式

2023/3/14 15:52

 ネオジャパン<3921.T>が急落。97円安の939円を付け、10月3日の昨年来安値923円を大きく割り込んだ。13日引け後、24年1月期の連結業績予想を発表。大幅な減益見通しに株主優待制度の廃止も明らかにし、嫌気された。

 24年1月期の業績は、売上高63億5900万円(前期比5.9%増)、営業利益9億3700万円(同24.4%減)を予想。売上高は、主にソフトウエア事業におけるクラウドサービスおよび、システム開発サービス事業の売上高が増加する計画。利益面では、テレビコマーシャルなど同社製品・サービスの認知度を向上させるための投資を増加させる計画で、これらの広告宣伝費の増加や従来以上の賃上げを見込むことなどによる人件費増などを見込んでいる。

 23年1月期決算は、売上高が60億700万円(前期比1.5%増)、営業利益が12億4100万円(同0.5%減)だった。

 同時に、23年1月31日時点の同社株主名簿に記載のある株主への贈呈を以て、株主優待を廃止するとした。

 14日の終値は、前日比80円安の859円。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ