日経平均が大幅反落スタート、欧米株安で売りが優勢=16日寄り付き

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株式

2023/3/16 9:07

 16日の日経平均株価は、前日比432円81銭安の2万6796円67銭と大幅に反落してスタート。心理的なフシ目の2万7000円を割り込んだ。取引時間中に2万6000円台となるのは、1月23日以来、約2カ月ぶり。現地15日の欧米株式市場で、スイス金融大手クレディ・スイスに対する信用不安から同社株が下落。他の金融株にも売りが広がり、NYダウが反落したことを受け、売りが優勢となったもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比560円安の2万6490円だった。

 取引開始前に内閣府が発表した1月機械受注は船舶・電力を除く民需で前月比9.5%増で、市場予想平均の同1.5%増を大きく上回った。また、財務省が発表した5-11日の対外対内証券売買契約では、非居住者による売買が8342億円の処分超で、3週連続で処分超となっている。

 東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=132円台の後半(15日は134円86-89銭)、1ユーロ=140円台の半ば(同144円81-85銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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