明日の日本株の読み筋=手がかり材料に乏しいなか様子見か

国内市況

株式

2023/3/23 16:30

 24日の東京株式市場は、手がかり材料に乏しく、週末要因も重なり、様子見姿勢が強まりそうだ。欧米金融機関の経営不安がくすぶるなか、リスク回避姿勢が強まる場面も想定される。市場では「まだ、金融株を中心にボラティリティー(変動率)が高い展開が続きそうで、消去法的に3月末の配当や権利を取る動きが中心になりそう」(中堅証券)との声が聞かれた。

 23日の日経平均株価は、前日比47円00銭安の2万7419円61銭と反落して取引を終えた。時間外取引で米株価指数先物が上昇したことを支えに、取引時間の後半には、同4円安強まで下げ幅を縮小する場面もみられるなど、底堅い展開だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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