7&iHDが急落、24年2月期の連結業績予想で利益予想が市場予想の平均に届かず

株式

2023/4/7 15:59

 セブン&アイ・ホールディングス(7&iHD)<3382.T>が急落し、442円安の5430円を付けた。6日引け後、24年2月期の連結業績予想を発表。利益予想が市場予想の平均に届かず、売りに押された。

 24年2月期業績は、営業収益11兆1540億円(前期比5.6%減)、営業利益5130億円(同1.3%増)を予想。国内では、コロナウイルス収束による人流回復や旅行需要増、インバウンドの増加が、米国ではガソリン価格低下による消費マインドの回復などが見込まれている。一方、国内ではエネルギーコストの上昇などで可処分所得の減少が警戒され、米国では経済リセッションの可能性や、高水準の金利環境による支出の抑制などが想定され、厳しい経営環境が続くとみている。営業利益の市場予想平均は5290億円程度だった。

 23年2月期決算は、営業収益が11兆8113億300万円(前期比35.0%増)、営業利益が5065億2100万円(同30.7%増)だった。

 7日の終値は、前日比236円安の5636円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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