第一建設が上昇、自社株買いを材料視

株式

2023/5/18 15:54

 第一建設工業<1799.T>が上昇し、60円高の1490円を付けた。17日引け後に自社株買いを発表し、材料視された。同社では、資本効率の向上、および株主還元の充実を図るため、自己株式の取得を行う。

 自社株買いの概要は、取得株数上限で20万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.02%)、取得金額上限で2億円。取得期間は23年5月18日-24年3月31日。

 同時にNippon Active Value Fund plcによる株主提案に反対することを明らかにした。株主提案の内容は、譲渡制限付株式報酬制度に係る報酬額承認の件、自己株式取得の件、社外取締役の員数に関する定款変更の件の3議題。自己株式取得に関しては、1年以内に株式総数200万株、取得価額の総額28億円を限度とするという内容だった。

 18日の終値は、前日比49円高の1479円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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