明日の日本株の読み筋=上値の重い展開か

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株式

2023/5/25 16:30

 26日の東京株式市場は、上値の重い展開か。25日の日経平均株価は3日ぶりに反発した一方、TOPIX(東証株価指数)は3日続落するなどまちまちだった。海外投資家による買い期待が支えになるとみられるが、米国で債務の上限問題を巡り不透明感が高まるなか、週明けの29日は米国がメモリアルデーで休場となることもあり、様子見姿勢が強まりそうだ。市場では「買い上がるだけの材料に乏しく、戻り待ちの売り上値を抑えられそうだ」(中堅証券)と声が聞かれた。

 25日の日経平均株価は、前日比118円45銭高の3万801円13銭と3日ぶりに反発して取引を終えた。米エヌビディアの時間外取引での上昇を受け、日経平均株価に寄与度が高い半導体関連銘柄のアドバンテスト<6857.T>や東エレク<8035.T>などが1日を通じて堅調に推移し、同指数の上昇を支えた。東京証券取引所が引け後に発表した、5月第3週(15-19日)の投資部門別の売買状況(現物株)によると、金額ベースで海外投資家は7476億円の買い越しで、8週連続で買い越し。個人投資家は9273億円の売り越しで、6週連続で売り越しとなった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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