キヤノンが反発、レアメタルを使わない有機ELパネル素材を開発と報じられる

株式

2023/5/29 15:51

 キヤノン<7751.T>が反発し、77円高の3550円を付けた。27日付の日本経済新聞は、同社がレアメタル(希少金属)を使わない有機ELパネル素材を開発したと報じ、材料視された。

 同紙によると、都市鉱山のリサイクル原料から調整しやすい鉛を使っており、20年代半ばにも量産技術を確立するという。中国など一部の国に産出地が偏るレアメタルを使わないことで、生産コストを抑えられ、地政学リスクに影響されずに安定生産も可能になるとしている。

 29日の終値は、前週末比35円高の3508円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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