明日の日本株の読み筋=「中銀ウイーク」で様子見か

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2023/7/24 16:30

 あす25日の東京株式市場は、「中銀ウイーク」で様子見になりそうだ。25-26日のFOMC(米連邦公開市場委員会)をはじめ、27日にECB(欧州中央銀行)理事会、27-28日には日銀金融政策決定会合を控える。前週末21日夕に日銀が金融政策決定会合で現行の緩和政策を維持するとの観測報道が伝わり、円安・ドル高進行とともに週明け24日の日本株高につながったが、「短期筋が中心であり、やはり結果を確認しないと買い進めにくい」(準大手証券)との声は少なくない。金融イベントが通過するまでは一方的な売買は考えにくいとみられる。

 24日の日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反発し、3万2700円(前週末比396円高)で引けた。日銀の政策維持観測を背景に広範囲に物色され、一時は3万2793円(同489円高)まで上伸した。ただ、25日移動平均線(3万2837円)に接近すると、戻り売りに伸び悩んでおり、同線が上値抵抗線として意識されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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