カプコンが大幅反発し年初来高値を更新、第1四半期は売上高、利益ともに急回復

株式

2023/7/27 15:55

 カプコン<9697.T>が3日ぶりに大幅反発し、914円高の6578円を付け、6月7日の年初来高値6063円を更新した。26日引け後に24年3月期第1四半期(23年4-6月)の連結決算を発表、売上高、利益ともに急回復となり、評価機運が高まった。

 第1四半期決算は、売上高で438億5800万円(前年同期比73.8%増)、営業利益で240億4700万円(同99.4%増)となった。中核事業であるデジタルコンテンツ事業において、主力シリーズの大型タイトルの投入や、デジタル販売を通じたリピートタイトルの積極的な販売推進により、グローバルに販売本数の増加を図った。また、アミューズメント施設事業における効率的な店舗運営や新業態店舗の推進、アミューズメント機器事業における当社グループの人気IP(知的財産)活用等によるリピート販売などの施策も収益向上につながった。

 同時に、ソードケインズスタジオ(東京都千代田区)の全株式を取得し、完全子会社化したことも明らかにした。同子会社は、ゲーム関連開発での3DCG・2DCGパートの制作業務などを行う。

 27日の終値は、前日比856円高の6520円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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