グローリーが4日ぶり反発し年初来高値、24年3月期第2四半期と通期の業績予想を上方修正

株式

2023/8/7 15:52

 グローリー<6457.T>が4日ぶりに反発。336.5円高の3221円を付け、5月18日の年初来高値3015円を大きく更新した。前週末4日引け後、24年3月期第2四半期(23年4-9月)と通期の連結業績予想を上方修正し、好感された。

 第2四半期累計の業績予想で、売上高を1420億円から1550億円(前年同期比38.2%増)に、営業損益は60億円の黒字から135億円の黒字(前年同期は47億1100万円の赤字)に増額。通期予想では、売上高を3350億円から3450億円(前期比34.8%増)に、営業利益を350億円から400億円(同76.6倍)に引き上げた。部品入手難や部材価格高騰に伴う生産影響が緩和され、国内外における製品・サービスの販売が順調に推移すると見込む。国内市場では、新紙幣発行に伴う更新需要や、改造作業の実施件数が想定より増加する見通し。加えて、生産の回復に伴い製品出荷が進むことや遊技市場において、スマート遊技機向けカードシステムへの堅調な需要の継続を見込む。

 第1四半期(23年4-6月)決算は、売上高が696億8000万円(前年同期比31.5%増)、営業損益は41億5000万円の黒字(前年同期は9億8600万円の赤字)に転換した。

 7日の終値は、前週末比331.5円高の3216円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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