電気興業が反発、サイバーコアの子会社化を材料視

株式

2023/8/28 16:20

 電気興業<6706.T>が反発し、一時38円高の2515円を付けている。前週末25日引け後、サイバーコア(岩手県盛岡市)の発行済み株式数の52.63%を取得する株式譲渡契約および第三者割当増資に関する総引受契約を締結し、サイバーコアを子会社とすることを決議したと発表、材料視された。

 サイバーコアは、画像処理・画像認識・人工知能アルゴリズム開発を専門的に扱う画像AI(人口知能)のパイオニアで、コンピュータビジョン(CV)領域においても高い技術力を有しているという。同社では、主にアンテナ製造や設計で培ってきたあらゆる周波数帯に対応できる無線通信技術および、さまざまなカメラを中心としたセンシング技術と、サイバーコアの持つ画像やセンシングAI技術をかけ合わせることで、両社の強みを生かしたソリューションビジネスをより効率的且つ精力的に構築し、企業価値のさらなる向上が可能になると判断した。

 28日の終値は、前週末比11円高の2488円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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