マツモトが反落、24年4月期第1四半期決算は前年同期から赤字幅が拡大

株式

2023/9/15 15:54

 マツモト<7901.T>が反落し、950円安の1万230円を付けた。14日引け後、24年4月期第1四半期(23年5-7月)の単体決算と株式分割を発表。赤字幅が前年同期から拡大したことが嫌気されたようだ。

 24年4月期第1四半期(23年5-7月)の単体決算は、売上高が4億2900万円(前年同期比13.4%減)、営業赤字が1億2700万円(前年同期は5700万円の赤字)だった。一般商業印刷部門は販売単価のアップなどで増収となったものの、学校アルバム部門の伸び悩みをカバーすることができなかった。損益面では、賃上げによる労務費の増加が製造原価を押し上げたことや、広告宣伝費などの増加も響いた。

 株式分割は、10月31日を基準日、11月1日を効力発生日として1株を3株にする。分割により、投資単位の水準を引き下げ、同社株の流動性向上と投資家層のさらなる拡大を目指す。

 15日の終値は、前日比670円安の1万510円。

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ