10時の注目株=利益好進ちょくで評価余地、PBRは0.7倍台――京写

株式

2023/11/8 10:00

 京写<6837.T>は24年3月期上期での利益好進ちょくを確認。割安な時価近辺は評価余地がある。

 片面プリント配線板のトップメーカー。車載、家電向けを中心とした需要増加にあわせて業績は回復基調が続いている。24年3月期は売上高250億円(前期比2.2%増)、営業利益10億円(同48.8%増)の計画。24年3月期上期は売上高121億3000万円(前年同期比3.2%増)、営業利益6億3100万円(同2.9倍)で着地。営業利益の進ちょく率は63%と良好だ。

 ベトナムでの受注増加と堅調な国内自動車向け需要のほか、利益面では中国の高付加価値基板やコスト改善が貢献する見通し。好決算にもかかわらず株価は一時400円割れまで売られたものの、好実態を評価し仕切り直しの動き。時価はPER10倍台、PBR(株価純資産倍率)0.7倍台と割安だ。5日、25日、75日の移動平均線が収れんしてきており、地合い好転にあわせて評価余地が広がりそうだ。(立花義典)

 保有期間:3カ月

 目標株価:500円

 損切りライン:350円

◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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