明日の日本株の読み筋=しっかりした展開となりそう

株式

2023/11/16 16:31

 17日の東京株式市場は、手がかり材料には乏しいものの、16日に下げ渋る動きをみせたことから、しっかりした展開が続きそうだ。9月15日に付けた直近高値の3万3533円や、7月3日の年初来高値3万3753円を意識する展開が継続するとみられる。市場では「主力企業の決算が好調だったことから、日経平均株価のPER(株価収益率)は15倍を割り込んでおり、割高感は乏しい」(中堅証券)との声が聞かれた。ただ、週末要因から手じまい売りに押される場面も想定される。

 16日の日経平均株価は、前日比95円29銭安の3万3424円41銭と4日ぶりに反落してして取引を終了。前場には280円を超える下げをみせる場面もあったが、取引終了にかけて下げ幅を縮小する格好となった。東京証券取引所が引け後に発表した、11月第2週(6-10日)の投資部門別の売買状況(現物株)によると、金額ベースで海外投資家は783億円の買い越しで、3週連続で買い越し。個人投資家は2545億円の売り越しで、2週連続で売り越しとなった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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