三井海洋開発、米子会社が電力供給ブイの設計基本承認をABSから取得

株式

2023/12/14 15:52

 三井海洋開発<6269.T>は13日、米国子会社SOFECが、エネルギー・トランジッションと再生可能エネルギーへの取り組みの一環として開発した電力供給ブイ(Electric Charging Buoy)のAiP(設計基本承認)を、ABS(米国船級協会)から取得したと発表した。

 同社によると、SOFECのカルム・ブイは、外部からの供給電力を利用しながら船舶の係留を可能にする電力ケーブル管理ソリューションを実装していたが、この実証済のコンセプトを活用することで、港湾や洋上風力施設の発電設備から電動化船舶への洋上での電力供給に対応するブイの開発につながったという。

 カルム・ブイとは、懸垂曲線をなす複数のアンカーラインにより海底に固定された一点係留ブイ。ブイには送油ラインが接続されており、このブイにタンカーを係留することでタンカー係船と送油を行うことが可能。

 14日の終値は、前日比83円安の1834円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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