トヨタ、グループのダイハツ工業が第三者委員会から調査結果を受領

株式

2023/12/20 13:25

 トヨタ<7203.T>は20日午後1時5分、グループのダイハツ工業が、不正関連の調査を委嘱した第三者委員会から調査結果の報告を受けたと発表した。

 トヨタは、第三者委員会の調査結果をダイハツ工業から受領。それによると、4月のドアトリム不正・5月のポール側面衝突試験不正に加え、新たに25の試験項目において、174個の不正行為があったことが判明したという。不正行為が確認された車種は、すでに生産を終了したものも含め、64車種・3エンジン(生産・開発中および生産終了車種の合計)で、その中には、トヨタが販売している22車種・1エンジンが含まれているという。今回の調査結果を受け、同日、ダイハツでは、現在国内外で生産中の全てのダイハツ開発車種の出荷を一旦停止することを決定。トヨタも同様に、該当する車種の出荷の一旦停止を決定したという。トヨタでは、24年3月期の連結業績予想への影響は軽微としている。

 午後1時24分時点の株価は、前日比4.5円高の2645円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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