共立メンテが急伸、通期業績予想の上方修正と期末配当予想の増額、株式分割を材料視

株式

2024/2/13 16:24

 共立メンテナンス<9616.T>が急伸し、258円高の6450円を付けた。前週末9日引け後、24年3月期の連結業績予想の上方修正と期末配当予想の増額、株式分割を実施すると発表、材料視された。

 24年3月期の業績予想で、売上高を2000億円から2030億円(前期比15.6%増)に、営業利益を130億円から150億円(同2.0倍)に引き上げた。第3四半期(23年10-12月)において、円安などを背景に訪日外国人客数がコロナ前の同期間(19年10-12月)を超過し、想定をさらに上回ったことなどから、ホテル事業の客室単価を強く押し上げた。期末配当予想は、従来の20円から28円(前期実績12円)に増額し、第2四半期末の16円(同10円)と合わせた年間配当は44円(同22円)となる見込み。

 株式分割は、3月31日(同日は株主名簿管理人の休業日のため実質的には3月29日)を基準日、4月1日を効力発生日として1株を2株に分割する。同社株の投資単位当たりの金額を引き下げることで、同社株の流動性の向上と株主のさらなる拡大を目指す。

 13日終値は、前週末比151円高の6343円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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