インテージHDが反発、ウエルスアドバイザーはリサーチ復調やドコモとの協業を評価

株式

2024/3/1 9:10

 市場調査大手のインテージホールディングス<4326.T>が反発し、午前9時6分時点で前日比6円高の1952円。ウエルスアドバイザーが1日付でリポートを公表した。

 リポートでは、同社のリサーチ需要が復調傾向にあると指摘。主要顧客層である消費財メーカーの業績が持ち直し、一部で新市場創出や海外展開に関するリサーチ需要が活性化したという。ヘルスケア分野でも営業強化施策が結実。リサーチの案件総量は増加基調で、24年6月期下期(24年1-6月)もこの傾向が続きそうだとした。

 また、NTTドコモとのシナジー(相乗効果)にも注目。23年9月に資本業務提携契約を締結し、NTTドコモが抱える盤石な顧客基盤と豊富な行動データの価値を、データ利活用に強みを持つインテージグループが最大化していく。ウエルスアドバイザーは、NTTドコモとの協業が多方面で進展すれば、予想以上に成長を加速させる可能性もあるとした。

 投資判断は「ニュートラル」(中立)を継続、想定株価レンジは前回の1600-1900円を1800-2000円に変更。

提供:ウエルスアドバイザー社

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