日産自が12日ぶり反落、下請け業者への納入代金を一方的に引き下げと報じられる

株式

2024/3/4 16:05

 日産自動車<7201.T>が12日ぶりに反落し、8.3円安の585.7円を付けた。4日付の読売新聞は、同社が自動車部品を製造する下請け業者への納入代金を一方的に引き下げたとして、公正取引委員会が近く下請法違反(減額の禁止)を認定し、再発防止などを求めると報じ、嫌気された。

 同紙によれば、同社は前年度の納入価格を基に減額割合の目標値を設定し、目標の達成状況もチェックしていたとされる。コストダウンによる収益の向上が目的だったとみられ、不当な減額は数十年にわたって続いていた可能性もあり、業者側は取引の打ち切りを恐れ、減額を拒否できなかったという。

 4日の終値は、前週末比6.2円安の587.8円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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