<米国株情報>アラスカ航空、第1四半期は赤字の見通し

株式

2024/3/13 10:06

 アラスカ航空<ALK>は12日、24年12月期第1四半期(1-3月)に赤字へ転落する見通しであることを明らかにした。

 調整後の希薄化後1株当たり損益(EPS)で0.55ドルの赤字-0.45ドルの赤字と予想している。ただ、市場予想の1ドル超の赤字ほどは膨らまない見通し。1月に運航するボーイング<BA>の「737MAX9」が離陸直後にドアが吹き飛ぶ事故を起こした影響で1.5億ドルの減収となるとしており、赤字の一因になる。同社では事故後の同型機の運航停止がなければ、今期のキャパシティー(輸送能力)を前年比1-3%増、利益は30%超の増加を予想していた。

 ただ、運航停止による減収分の一部がボーイングにより補填されたことや、春の旅行需要が強いことが見込まれるとしている。

 一方、24年通期の輸送能力については、米司法省によるボーイングへの監視が強化された影響で航空機材の納入時期が不確実として、「依然として流動的」としている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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