神奈中交が変わらずを挟んで続伸、24年3月期営業利益予想の引き上げと配当増額を好感

株式

2024/3/22 16:09

 神奈川中央交通<9081.T>が変わらずを挟んで続伸し、一時220円高の3325円を付けている。21日引け後、24年3月期の連結業績予想を修正。売上高と営業利益を引き上げたほか、期末配当予想の増額を明らかにし、好感された。

 24年3月期業績予想で、売上高を1095億円から1168億円(前期比12.5%増)に、営業利益を47億9000万円から69億8000万円(同61.5%増)に引き上げた。旅客自動車事業で定期券利用を中心に旅客需要が前回予想を上回ったほか、自動車販売事業で商用車の新車販売台数や車両整備台数が増加したことなどを織り込んだ。。一方、純利益は、リサイクル事業施設や不動産賃貸物件に関する減損損失を計上し、従来予想の30億4000万円から28億7000万円(同2.5倍)に引き下げた。

 期末配当予想については、直近の業績動向および財政状態を勘案し、従来の20円から40円(前期実績20円)に増額するとした。

 22日の終値は、前日比145円高の3250円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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