エージーピーが業務執行運営体制を見直し、チーフオフィサー制度を導入

株式

2024/4/11 17:05

 エージーピー<9377.T>が新たな経営体制として、2024年4月10日付けで業務執行運営体制を見直し、「チーフオフィサー制度(CxO制度)」を新設、また各執行役員の戦略担務を設置した。

 同社は現中期経営計画において、持続的な企業成長に向け、企業活動を通じて「経済的価値」と「環境・社会的価値」を同時に創出することを目指すとともに、成長への再投資と成果の還元の好循環経営を目指し、資本効率を向上させ、企業価値を高めるとしている。

 その中期経営計画期間の中間点を折り返した現時点では、成長の実現のための投資を促進することで企業価値を高め、株主価値向上を目指すことが最重要課題であり、成長戦略の実現に向けてスピード感を持って経営を実践していくことが最優先事項となっている。

 このため、新たな経営体制として、コーポレートガバナンス体制を強化しつつ、株主価値向上に向け、成長戦略の実現を、事業領域の枠を超えて管理し、事業部間の連携強化や資源配分の最適化を行うためのCxO制度を新設することに至った。

 同時に、各役員の担当部門における執行責任を負う従来の方式に加え、戦略目標の実行の加速を目的に、各役員へ具体的な戦略担務を設置した。経営目標の達成に向けて戦略を立案、各戦略担務ごとの方向性を決定して進捗をモニタリングするほか、戦略目標である成長事業の創出、技術研究開発、財務戦略、資本政策等の実行を加速させるため、必要な指導を実施するなど、総力を挙げて推進する。

提供:ウエルスアドバイザー社

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