(再送)日経平均が大幅反落スタート、中東の地政学リスクで売り優勢=15日寄り付き

国内市況

株式

2024/4/15 9:13

 15日の日経平均株価は、前週末比466円62銭安の3万9056円93銭と大幅反落してスタート。その後、下げ幅を広げて約1週間ぶりに3万9000円を割り込んだ。現地12日の米国市場で、米4月ミシガン大学消費者信頼感指数を受けたインフレ警戒や、イランにイスラエルへの報復攻撃が意識され、NYダウ、ナスダック総合指数がともに下落。実際にイランによるイスラエルへの報復攻撃が実施され、地政学リスクが意識され、売りが優勢となったようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末12日の大阪取引所清算値比685円安の3万8865円だった。

 東京外国為替市場は午前9時3分時点で、1ドル=153円台の前半(前週末12日は153円24-25銭)、1ユーロ=163円台の前半(同163円73-77銭)で取引されている。

 取引開始前に内閣府が発表した2月の機械受注統計で、船舶電力を除く民需が前月比7.7%増となり、市場予想平均の同0.8%増を大きく上回った。基調判断は「足元は弱含んでいる」を据え置き。

提供:ウエルスアドバイザー社

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