RIZAPが24年3月期業績予想を修正、23年11月から月次黒字が継続し営業利益は最大2億円へ

株式

2024/4/23 16:00

 RIZAPグループ<2928.SP> が23日大引け後、24年3月期業績予想の修正を発表した。

 連結売上収益予想を従来の1720億円から1660億円(前期比3.4%増)に、営業損益を18億円の赤字から7億5000万円の赤字-2億円の黒字(前期は46億2100万円の赤字)に、親会社株主に帰属する当期損益を69億円の赤字から67億5000万円の赤字-59億円の赤字(同126億7300万円の赤字)に修正した。

 同社が注力するコンビニジムのchocoZAP事業は急成長を続けており、売上収益は5期ぶりの増収となったもよう。同事業は全国普及による出店投資効率向上や集客コストの改善で本格的に収益化しており、会員数、出店数がともに想定を上回って推移していることもあって、23年11月度から月次決算ベースで黒字を継続している。

 連結営業損益については第3四半期(23年10月-12月)に、同事業に本格投資を開始してから初めて四半期ベースで黒字化した。これに続いて、第4四半期(24年1月-3月)もchocoZAP事業の拡大で営業黒字となり、従来発表数値対比で10億円以上営業利益が増加(chocoZAP事業は同10億円程度の営業増益、事業拡大に伴う会計処理の変更等の影響も含む)するなど、着実に収益力は向上している。その結果、通期営業損益は最大2億円の黒字になる見通しだ。

提供:ウエルスアドバイザー社

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