<米国株情報>AMDは時間外で急落、保守的な「MI300」の売上高見通しを嫌気か

株式

2024/5/1 10:05

 半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>は4月30日の通常取引で前日比1.14%安の158.38ドルと4営業日ぶりに反落したが、その後の夜間取引では日中終値比7.00%安の147.30ドルと急落した。同日引け後に24年12月期第1四半期(1-3月)の決算を発表したが、新型のGPUの売上高予想が市場予想を下回ったことが嫌気されたようだ。

 第1四半期は売上高が前年同期比2%増の54億7300万ドル、最終損益が1億2300万ドルの黒字(前年同期は1億3900万ドルの赤字、一時的項目を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同3%増の0.62ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想をやや上回った。

 一方、第2四半期(4-6月)については、売上高を前年同期比6%増の57億ドルと予想し、市場予想とほぼ一致。エヌビディア<NVDA>の牙城を切り崩す可能性が指摘されているAI向けチップ「MI300」の売上高は40億ドル超と、1月時点の見通しである35億ドル超から引き上げたが、市場予想の約60億ドルを下回った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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