<米国株情報>医療費決済ソフトのウェイスター、近くナスダックでIPO実施か

株式

2024/5/28 10:09

 医療費決済プラットホーム大手ウェイスター(Waystar)が早ければ28日にもナスダック店頭市場でIPO(新規上場)を実施する見通しだ。証券コードは「WAY」となる予定。同社は23年10月にIPOを申請していた。

 経済通信社ブルームバーグが関係者の話として伝えたところによると、ウェイスターはIPOでの公募・売り出しで約9億5000万ドルの資金調達を実施する。時価総額は最大60億ドルになるとみられている。

 ウェイスターには、スウェーデンのプライベートエクイティ(PE)ファンドEQT、カナダ年金基金投資運用委員会(CPPIB)、米PEファンド大手のベイン・キャピタル・パートナーズやフランシスコ・パートナーズが出資している。足元の業績は、23年の売上高が前年比12%増の7億9100万ドル、最終赤字が5130万ドル(前期は5150万ドルの赤字)。

 最近では、23日にアルファベット<GOOGL>傘下のインターネット検索大手グーグルのクラウドサービス「グーグル・クラウド・プラットホーム」と連携した生成AI導入の医療決済プラットホームを発表して話題となっていた。グーグル・クラウドの生成AI機能とウェイスターの医療専門知識や幅広い業界関係を組み合わせることで、医療機関の業務と生産性の向上が期待されるとしている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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