<相場の読み筋>8月17日
2018/8/17 7:26
16日の米国株式は、反発した。NYダウが前日比396.32ドル高の2万5558.73ドル、ナスダック総合指数が同32.406ポイント高の7806.524ポイントで取引を終了した。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億644万株、ナスダック市場が19億4905万株だった。中国商務省が16日、今月下旬にも同省の王次官が訪米し、米国と貿易協議を再開すると発表。米中貿易摩擦への警戒感が後退し、ボーイングやキャタピラーなど中国向け売上比率が比較的高い銘柄が買われ、NYダウは一時440ドルを超える上昇をみせる場面があった。NYダウ採用銘柄では、ウォルマートやシスコ・システムズ、メルクなども値上がり率の上位に入っている。
17日の東京株式は反発後、上値は重そうだ。米中の貿易摩擦に対する警戒感が後退し、16日の欧米株式が反発した流れを受け、買い先行のスタートとなろう。ただ、手掛かり材料難のなか、不安定な動きが続く中国の上海総合指数の反応を見たいとして、買い一巡後は、模様眺めムードが広がる可能性もある。為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半(16日終値110円77-79銭)、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同125円91-95銭)と円安に振れている。円相場の落ち着きも相場の下支え要因として意識されそう。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、キリンHD<2503.T>、LINE<3938.T>、コマツ<6301.T>などが、16日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比125円高の2万2285円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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