株式新聞

2019年9月22日(日)

米ウーバーが10日上場、9日にIPO価格決定

 米配車(ライドシェア)最大手のウーバー・テクノロジーズが10日にニューヨーク証券取引所へ上場する。ライドシェアは、スマートデバイスアプリなどで自分が行きたい場所を入力すると、近くを走る登録ユーザーの車が迎えに来て目的地まで乗せてくれるサービスで、ウーバーは北米の他、欧州や中南米でも事業を展開する。

 仮条件は44-50ドル。上場時の時価総額は最大1000億ドルとも言われ、14年の中国・アリババ集団以来の規模となる。ウーバーはIPO価格が仮条件の中間値か若干下回る水準とすることを検討していると一部で報じられた。IPO価格は9日にも決まる見通し。

 投資家の需要は旺盛ながら、同業で3月に上場したリフトの株価が下降線を辿り、5月8日には10%超急落して上場来安値を更新するなどさえないことを懸念する向きもある。リフトが7日発表した19年12月期第1四半期(1-3月)決算が嫌気されたとの見方があった他、上場間近のウーバー株への投資資金としてリフト株を現金化しているとの指摘もある。リフトの第1四半期業績は、売上高が前年比95%増の7億7600万ドルと大幅増収となったが、純損失が11億1400万ドルの赤字(前年同期は2億3000万ドルの赤字)で着地した。リフトは元々19年が赤字のピークになるとの見通しを示している。

 一方、ウーバーの18年12月期業績は、売上高が前期比42%増の112億7000万ドル、営業損益は30億3300万ドルの赤字(前期は40億8000万ドルの赤字)、純利益は9億9700万ドル(同40億3300万ドルの赤字)だった。ただ、最終黒字は一時的な利益の計上が主な要因。市場では19年12月期に最終赤字へ転落すると見込んでおり、事業の黒字化は22年ごろと見られる。

(イメージ写真提供:123RF)

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