明日の日本株の読み筋=手控えムードが強まる展開か

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株式

2019/8/26 17:39

 27日の東京株式市場は、米中貿易対立の激化が警戒されるなか、手控えムードが強まりそうだ。日経平均株価は、PBR1倍の水準が意識され、6日に付けた直近安値2万110円76銭を割り込まなかったこともあり下げ渋る動きが出て、重要なフシ目の2万円を維持している。先行きに警戒感が漂うなか、市場では「米中対立がエスカレートした場合には、一時的に2万円を割り込む場面も想定しておきたい」(中堅証券)との慎重な見方があった。

 26日の東京株式は、日経平均株価が前週末比449円87銭安の2万261円04銭と3日ぶりに大幅反落して取引を終了。前週末の米国株安や、週明けの中国・上海総合指数が4日ぶりに反落するなど、弱い動きが続いた。一時500円超える下げ幅をみせる場面もあったが、下げ渋る動きをみせた。

提供:モーニングスター社

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