13日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2019/9/13 8:46

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円60銭-108円60銭

 13日の東京外国為替市場のドル・円は、1ドル=108円台で底堅い展開となりそうだ。

 きのうの欧米時間では、ECB(欧州中央銀行)がマイナス金利の深掘りなど複合的な金融緩和策を決めたほか、米中関係が対立から融和へとムードが改善してきたことなどを背景に欧米株式市場は堅調に推移し、ドル・円、ユーロ・円が上昇した。

 きょう東京時間でも、日経平均株価が買い先行で始まる公算が大きく、ドル・円をサポートしそうだ。また、連休前の実質の5・10日(ごとおび)でもあり、実需筋の売買も活発になりそうだが、足元は円安が急ピッチに進んだこともあり、国内輸出企業からのドル売り・円買いが優勢になるとの見方も出ており注意しておきたい。

<主な経済指標・イベント>

国内:SQ(特別清算指数)算出

米国:8月輸出入物価、8月小売売上高、9月ミシガン大学消費者マインド指数、7月企業在庫

その他:中国、台湾市場休場

提供:モーニングスター社

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