ブレインパッド―下方硬直性強く反発きっかけ待ち、年初来高値からの調整も進む

株式

2019/9/19 7:37

 ブレインパッド<3655.T>は下方硬直性が強く反発きっかけ待ちの動き。年初来高値(9300円、5月23日)の調整も進んでいる。

 データ分析で顧客企業の経営改善を支援している。具体的には、顧客企業の販売データや消費者の購買パターンをデータ解析技術で数値化し、販売促進支援につなげている。

 20年6月期予想の連結経常利益は前期比0.5%増の12億2000万円。経常利益の伸び率は前々期の4.2倍、前期の2.0倍に対して、今期は伸びが一服する。人材採用・育成への投資や既存社員の給与体系の見直しと組織再編への投資、さらに、オフィス環境への投資を行うことが要因。もっとも、売上高は今期も2ケタ増を見込むなど本業の好調は続く。

 データ活用関連ビジネスのマーケットが広がっていることが追い風となる。今後、本業の成長を期待した買いが本格化すれば、株価は水準訂正高に進む可能性が高い。

 18日の終値は前日比690円安の6670円。

提供:モーニングスター社

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