25日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、弱含みの展開か

為替

2019/9/25 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円50銭-107円50銭

 25日の東京外国為替市場で、ドル・円は弱含みの展開とみる。トランプ米大統領が国連総会の演説で中国の貿易慣行や為替操作などを批判したことで米中の対立長期化が懸念されたほか、米下院がトランプ大統領の弾劾に向けた正式調査を開始すると明らかにしたため、米政治の先行き不安が高まっており、リスクオフの円買いが入りやすい。一方で、きょうは「5・10日(ごとおび)」にあたることから、国内輸入企業によるドル買い・円売りがドル・円の支えとして期待される。日米首脳会談を前にした様子見ムードも広がりやすく、下値も限定されそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:7月開催分の日銀金融政策決定会合の議事要旨

北米:エバンズ米シカゴ連銀総裁が講演、米8月新築住宅販売件数、米5年物国債入札

その他:日米首脳会談(ニューヨーク)、ニュージーランド中銀が政策金利を発表、タイ中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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