3日の東京外国為替市場見通し=リスクオフムード持続で円買い圧力強まる流れか

為替

2019/10/3 8:43

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円80銭-107円80銭

 3日の東京外国為替市場は、円買い圧力が強まる展開か。

 きのうの米国時間では、米9月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計が弱い結果となり、前日の9月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数の悪化もあって米景気減速感が強まり、米株式が続落。リスクオフムードがドル・円を下押しした。

 きょう東京時間では、日経平均株価が前日の米株式市場の流れを受け売り先行で始まる公算が大きく、ドル・円は9月24日以来の1ドル=107円割れとなる場面がありそうだ。ただ、下半期入りで実需筋では国内輸入企業からのドル買い・円売りが入りそうで、ドル・円の下値は限定的になるとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

米国:8月製造業受注、9月ISM非製造業景況指数

その他:中国、韓国市場休場

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ