防衛関連株が高い、米朝協議は「物別れ」

株式

2019/10/7 12:19

 石川製作所<6208.T>が前日比4.5%高の1455円まで買われたほか、豊和工業<6203.T>や細谷火工<4274.T>も高い。米国と北朝鮮の非核化をめぐる実務者協議について、北朝鮮側が交渉決裂の認識を表明したことが手掛かりとなった。

 年内の首脳会談を前提に5日にスウェーデンの首都ストックホルムで開催された米朝の実務者協議では、実施後に北朝鮮側の首席代表が「交渉は決裂した」との見解を示した。一方、米国は2週間後の再協議に前向きな姿勢をみせている。

 北朝鮮は7月25日以降、新型短距離弾道ミサイルなどの発射を繰り返している。2日には、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射したとみられている。

 関連株はほかに、東京計器<7721.T>や日本アビオニクス<6946.T>、技研ホールディングス<1443.T>、多摩川ホールディングス<6838.T>などがある。

提供:モーニングスター社

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