シグマ光機が急落、第1四半期は大幅な営業減益

株式

2019/10/8 16:47

 シグマ光機<7713.T>が急落。7日引け後の決算発表で、20年5月期第1四半期(19年6-8月)の連結営業利益が大幅な減益になったことが嫌気された様子。株価は前日比84円安の1230円まで値を下げている。

 20年5月期第1四半期は、売上高21億6600万円(前年同期比3.7%減)、営業利益1億8900万円(同46.4%減)。主力の「要素部品」は、国内の大学・国立研究開発法人向け研究開発分野は安定的に推移したが、民間企業向け研究開発分野および産業分野は、世界経済の先行き不透明感の高まりなどを背景とした設備投資の足踏み感により、需要は弱含みで推移。営業利益は2億8900万円(同25.4%減)にとどまり、「システム製品」は営業利益2200万円(同77.9%減)と急減速。連結営業利益の上期(6-11月)予想5億2500万円(同26.1%減)に対する進ちょく率は36となっている。

 8日の終値は、前週末比68円安の1246円。

提供:モーニングスター社

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