USMHが3日ぶり反落、20年2月期第2四半期は大幅な減益に

株式

2019/10/9 16:33

 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)<3222.T>が3日ぶりに反落し、一時20円安の955円を付けている。同社は9日午後1時30分、20年2月期第2四半期(19年3-8月)の連結決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。

 第2四半期決算は、営業収益が3443億1400万円(前年同期比1.3%減)、営業利益が27億2300万円(同51.1%減)だった。第2四半期の既存店売上前年比が98.1%となり、客数の減少を客単価の増加でカバーしきれなかった。特に7月は梅雨が長期化し肌寒い気温となり、飲料・アイス等夏物商品がけん引せず、野菜相場も低迷するなど、計画とのかい離が大きく客数が大幅減少した。

 20年2月期業績は、営業収益7100億円(前期比2.3%増)、営業利益127億円(同7.5%増)と従来予想を据え置き。増税影響もある中、グループを挙げてこれまで以上に毎日のお得な買い物をアピールし「トップライン回復に向けた販促の見直しや、店舗競争力の強化を進める」(広報IR部)としている。

 9日の終値は、前日比13円安の962円。

提供:モーニングスター社

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