夢の街創造が安値更新、デリバリーサービスをライフインフラにするため投資強化

株式

2019/10/11 11:48

 夢の街創造委員会<2484.T>が大幅安で4日続落し年初来安値を更新した。一時は前日比278円安の安値1191円を付けた。

 10日に2019年8月期決算を発表した。連結売上高は66億6600万円(前期比22.7%増)、営業損益は3900万円の赤字(前々期実績8億3700万円の黒字)、純損益は1億300万円の赤字(同5億5800万円の黒字)だった。同社は宅配のショッピングモール「出前館」運営を手掛ける。シェア拡大に向けシェアリングデリバリーの拠点拡大に取り組み、積極的な投資を行ったことで損益面が圧迫された。

 2020年8月期予想に関しても、売上高93億円(前期比39.5%増)、営業損益15億円の赤字、純損益15億円の赤字と、赤字を見込んでいる。前期に続いて今期も事業の基盤を構築するため投資を優先する時期とし、積極的な投資を実施することで、単なる食事のデリバリーサービスからこれからの日本に欠かせないライフインフラへの転換を図っていく考えだ。

 前場の終値は前日比266円安の1203円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ