ココスが急伸、上期および通期の営業損益を上方修正

株式

2019/10/15 16:16

 ココスジャパン<9943.T>が急伸。11日引け後に、20年3月期上期(19年4-9月)および通期の単体営業損益予想を上方修正したことが材料視されている様子。株価は前週末比72円高の1310円まで値を上げた。

 20年3月期上期について、予想売上高は従来の271億7900万円から269億8100万円(前年同期比6.4%減)に減額したが、営業損益を1億1400万円の赤字から1億1700万円の黒字(前年同期は5億9900万円の黒字)に上方修正。通期は上期の修正分を増減する形で売上高554億円3000万円(前期比3.5%減)、営業利益3億5500万円(同55.5%減)としている。上期において、既存店の伸び悩みで売上高は計画未達となったが、店舗作業軽減による人件費率の低下、販売促進費の見直し等による販売費率の抑制、エネルギーコストの落ち着きや備品・消耗品のコスト見直し等が利益の押し上げに働いたことが主な要因。

 15日の終値は、前週末比54円高の1292円。

提供:モーニングスター社

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