ソフバンG、「ウィーワーク」に金融支援と伝わる、目標株価引き上げの動きも

株式

2019/10/17 8:47

 ソフトバンクグループ<9984.T>について、同社が出資する米シェアオフィス「ウィーワーク」のウィーカンパニーへの総額50億ドル(約5400億円)の金融支援策を固めたと報じられた。きょう17日の株価への影響が注目される。

 ソフバンG本体が支援に乗り出し、ウィーの株式を追加取得すると伝わっている。連結子会社にはしない方針のため、議決権のない優先株の活用も検討するという。ウィーをめぐっては、著しい企業価値の低下やIPO(新規上場)申請の取り下げにより、ソフバンGの株価の上値の重しとなってきた。ウィーに対しては米JPモルガン・チェースも資金調達を支援する道を探っている。

 一方、SMBC日興証券は16日付リポートで、ウィーの影響を市場はソフバンGの株価に織り込み過ぎたと指摘。反転の時期は近いとみて、最上位の投資判断「1」を継続。目標株価を6200円(従来6100円)に引き上げている。ソフバンGの16日終値は4250円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ