ZHD、LINEがカイ気配、統合統合協議が明らかに、関連株にも買い波及

株式

2019/11/14 9:07

 統合統合の協議を進めていることが明らかになったZホールディングス(ZHD)<4689.T>とLINE<3938.T>が、ともにカイ気配でスタートした。利用者1億人超の「メガプラットフォーマー」誕生を期待する買いが向かっている。

 「ヤフー」を展開するZHD、対話アプリのLINEをめぐり、ZHDに4割超出資するソフトバンクグループ<9984.T>と、LINEの親会社の韓国ネイバーが折半出資する新会社がZHDを飲み込み、その傘下にヤフーとLINEがぶらさがる案が伝わっている。

 利用者はヤフーが5000万人、LINEが8000万人に上り、両者のサービスは幅広い。統合が実現すれば、ネットを通じてEC(Eコマース=電子商取引)からゲーム、趣味、金融まで生活全般を網羅する巨大なプラットフォーマーとして業界の勢力図を塗り替える公算だ。

 ヤフーやLINEに関連する銘柄にも物色が波及している。アフィリエイト(成果報酬型)広告大手のバリューコマース(Vコマース)<2491.T>、新スマホ投資サービス「LINE証券」に取引システムが採用されたインタートレード<3747.T>や、アドウェイズ<2489.T>などが高い。

提供:モーニングスター社

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